気になる女性と少し仲良くなったときに避けて通れない話題・・
「好きな映画なに?」
「おもしろい映画あったら教えて?」
この質問、本当に困ります・・できれば映画のタイトルとポイントまで完璧に説明して「センスのいい男」として彼女に印象付けたいものです。
今回はそんなあなたが彼女に「あっ。この人センスいいかも?」と思われる映画を解説付きで10本選びました。
あなたが映画の説明をして彼女に「おもしろそう!」と言わせれば、高い確率で「おうちデート」に誘えます。
この記事で女性にセンスが良いと思われる映画を覚えてください。
▼あなたにおすすめ▼
女子大生・OL・モデル・女優の卵とバンバン出会える!おすすめのマッチングアプリ>>女子大生・OL・モデル・女優の卵とバンバン出会える!おすすめのマッチングアプリ
センスがイイと思われる映画10選
今回のポイントは、男性が女性にかける「さりげない優しさ」です。
女性の恋愛心理をよくついていて、さりげない優しさのある男性に女性が魅力を感じる理由が分かります。
ティファニーで朝食を(原題:Breakfast at Tiffany’s)
ルーマン・カポーティの小説『ティファニーで朝食を』の映画化作品。
主演は『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞に輝いたオードリー・ヘップバーンで、共演はジョージ・ペパード。
大都会ニューヨークを舞台にしたロマンティックでお洒落なラブストーリー。
ホリー・ゴライトリーはニューヨークにあるアパートで暮らすパーティーガール。
彼女は自由気ままで少しだけ天然な性格で、アパートには名前のない1匹のネコがいる。
ある日、彼女が暮らすアパートにポール・バージャックという青年が引っ越してくる。
彼は作家ということになっているが、本を出版したのは昔のことで、今は年上のマダムのお世話になっている。
ポールは電話を貸してもらうことをきっかけにホリーと出会う。
ホリーはポールに軍隊に入っている弟フレッドの姿をポールに重ねる。
そしてポールはホリーの自由気ままな性格に少しずつ惹かれていくのだった。
おススメのポイントはやはり映画のオープニングだ。
タクシーから降りたオードリー・ヘップバーン演じるホリーが宝石店「ティファニー」のウィンドウの前でデニッシュをかじり、コーヒーを飲むシーンに魅せられる。
ロングドレスを見事に着こなし、サングラスを掛けた姿に思わず見とれてしまう。ウィンドウを覗きながら首をかしげる姿には笑みがこぼれる。セリフがないシーンだが、オードリーのかわいらしさが伝わってくる。
他にもギターを弾きながらハスキーな声で『ムーンリバー』を歌うシーンもモテポイントだ。どこか少女のような雰囲気を漂わせている。
さらに女性からセンスがイイと思われたいのなら、ニューヨークに足を運んでみるといい。
映画の世界に浸ることができる。2017年にティファニーの店内にカフェスペースがオープンしたからだ。
まさに映画のタイトル通りにティファニーで朝食ができる。クロワッサンや果物などの朝食やランチだけではなくティーセットも提供される。
ドレスを身にまとった女性をエスコートしてティファニーで食事を楽しみながら映画の世界に浸りたい。
麗しのサブリナ(原題: Sabrina)
オードリー・ヘップバーン、ウィリアム・ホールデン、ハンフリー・ボガートのオスカー受賞者が共演を果たしたラブロマンスの名作。
監督は『失われた週末』や『アパートの鍵貸します』を手掛けたビリー・ワイルダーだ。
大富豪ララビー家の専属運転手の娘であるサブリナはララビー家の次男でプレイボーイのデビッドに幼い頃から恋心を抱いていた。
しかしデビッド本人はサブリナには目もくれずにいた。
そんなサブリナを見ていた父のトーマスは身分違いの恋をあきらめさせようと考え、娘をパリの料理学校へ留学させることに決めた。
やがて留学から2年の歳月が流れ、故郷の駅に降り立ったサブリナは洗練された美しい女性に変身をしていた。
既に婚約者がいるデビッドも美しく洗練されたサブリナに夢中になっていく。
そしてララビー家の長男でデビッドの兄であるライナスもまたサブリナに魔法をかけられたように夢中になっていくのだった。
オードリー・ヘップバーン演じるサブリナの変身ぶりだ。
ポニーテールを垂らして裸足で車を洗う野暮ったい少女から2年間のパリ留学で美しく洗練された女性へと変身した姿を見ることができる。
サブリナを幼い頃から見てきたデビッドも全く気付くことができないほどだ。
婚約者いる身でありながらもデビッドを夢中にさせるサブリナはララビー家の長男ライナスも夢中にさせてしまう。
サブリナパンツを見事に穿きこなすファッションセンスは女性のあこがれだ。
ローマの休日(原題:Roman Holiday)
オードリー・ヘップバーンが初ノミネートにして初のアカデミー主演女優賞を獲得した名作映画だ。
メガフォンを握ったのは歴史大作『ベン・ハー』を手掛けた巨匠ウィリアム・ワイラーだ。
共演は『アラバマ物語』でアカデミー主演男優賞を受賞したグレゴリー・ペックだ。
ヨーロッパ諸国を訪問している某国のアン王女は連日の公務に疲れ切っていた。
彼女はイタリアの首都ローマにある自国の大使館で開かれたパーティーの後、
警備の目をくぐり抜けて大使館を抜け出すことに成功するが、医師から注射された鎮静剤が効き始め、ベンチで眠りに落ちてしまう。
偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョー・ブラッドレーのアパートに連れられていく。
ジョーは自分がアパートに連れてきた女性がアン王女であることに気付き、特ダネを得ようと動き出す。
一方のアンはローマの街へと繰り出していき、1日だけの休日を楽しむことに決める。
長かった髪を短く切り、ジェラートを頬張り、夜はパーティーで大はしゃぎをするのだった。
何と言ってもアン王女役を演じたオードリー・ヘップバーンの魅力だ。
気品あるその姿はまさに王女役にピッタリだ。
実はオードリーの母親はオランダ貴族の血を引いている。
オードリーの気品は持って生まれたものだったと言える。
『麗しのサブリナ』では野暮ったいお抱え運転手の娘からパリ仕込みの美しさを身につけた女性を演じたが、本作『ローマの休日』では王女から庶民に身をやつした。
しかし、それでも持って生まれた気品を感じさせる。
幸せになるための27のドレス(原題:27 Dresses)
ブライズメイドを12回も引き受けた経験を持つアライン・ブロッシュ・マッケンナが自身の経験を基に脚本を執筆。
女性ならば誰もがあこがれるであろうファッション業界の裏側を描いた華麗に、そして鋭く描き出した映画『プラダを着た悪魔』の脚本も執筆したマッケンナが、
今度は女の子ならばあこがれを抱く結婚式の事情を華やかで、ときには皮肉を込めて描き出していく恋愛ドラマだ。
社長秘書をしているジェーンは仕事だけではなくプライベートも大忙しだ。
彼女が8歳の時に結婚式で花嫁の危機を救ったことがきっかけで結婚式に魅せられて花嫁付添人として奔走しているからだ。
そんなある日、ジェーンの上司であり長い間、片想いをしていたジョージの婚約を突然知らされた。
驚いたことに彼の相手はジェーンの妹テスだった。複雑な気持ちを抱えたままジェーンは結婚式の準備を始めていく。
そして新聞記者のケビンは取材先でジェーンと出会い、彼女をネタにして結婚式の記事を書こうと画策していくのだった。
おすすめのポイントは27のドレス。これは花嫁付添人を務めるジェーンが結婚式で身につけた27着のドレスのことである。
新聞記者のケビンの前で実際にドレスを身につけてみせるシーンがある。まるでファッションショーを見ているようだ。
頼まれれば「ノー」と言うことができないで引き受けてしまい、いつも主役ではなくて脇役になってしまう。
あと一歩のところで幸せをつかむことができないジェーンの姿に自分の姿が重なるだろう。
それでも脇役であった自分にさようならを告げて、主役になっていく姿には思わず感情移入してしまうだろう。
プリティ・ウーマン(原題: Pretty Woman)
『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー主演女優賞に輝いたジュリア・ロバーツと『愛と青春の旅だち』で
凛々しい海軍士官の制服姿を披露したリチャード・ギアが共演したシンデレラストーリーだ。
言葉遣いが悪い花売り娘が美しい淑女に変身していくオードリー・ヘップバーン主演の『マイ・フェア・レディ』の現代版とも呼ばれている。
冷徹な実業家エドワードはビバリーヒルズでストリートガールのビビアンに出会う。
ホテルまで車を運転するようにエドワードはビビアンに依頼して、ひと晩で300ドルで話し相手をしてくれることになった。
そしてロサンゼルスに滞在するエドワードは6日間で3000ドルの契約をビビアンと結ぶ。
仕事の一環としてビビアンはエドワードの仕事の会食に行くことになり、ホテルの支配人の指導によって完璧なレディに変身を遂げた。
そしてエドワードとビビアンは次第に惹かれ合っていくのだった。
ストリートガールのビビアンが実業家のエドワードと出会い、美しく完璧なレディへと変身をしていくところがおススメのポイントだ。
言葉遣いが悪い花売り娘が美しいレディへと変身を遂げる『マイ・フェア・レディ』の現代版だ。
『オー・プリティ・ウーマン』の歌に合わせて高級ブティックでビビアンが洋服を買っていくシーンは思わず踊りたくなってくる。
シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)
セリフが全て歌になっている斬新なフランス製のミュージカル。
フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーヴの若くて可憐な姿を目にできる。
愛し合いながらも別れていく男女の姿を描いた美しくも切ない愛の物語だ。
フランスの港町シェルブール。父親を亡くしたジュヌヴィエーヴは母と共に雨傘屋を切り盛りしていた。
彼女には自動車修理工場で働く恋人ギーがいる。お互いに結婚を考えているが、ジュヌヴィエーヴの母親は反対をしている。
それでも彼女はギーを愛していて、彼もまたジュヌヴィエーヴを愛している。
しかしギーの元に召集令状が届き、2年間の兵役でアルジェリアへと行くことになってしまう。
出発前夜、ギーとジュヌヴィエーヴは愛を確かめ合い、彼女はギーの子供を妊娠した。
やがてギーはアルジェリアへと出発し、彼からの手紙は途絶えがちになっていくのであった。
おススメのポイントはカトリーヌ・ドヌーヴの若くて可憐な姿だ。
ギーとの別れを悲しむ時に目からなみだがあふれ出すシーンは切ない。
映画のオープニングでは赤やオレンジ色、そしてバラ色の雨傘が映し出される。どこか悲しく、そして美しい空気に満ちている。
ジュヌヴィエーヴは悲しを抱きながらも毎日を生きていく。妊娠したことを承知の上で宝石商の男性との結婚を選ぶ。
少女から次第に大人の女性へと変わっていく姿も目にすることができる。
ジョー・ブラックをよろしく(原題:Meet Joe Black)
人間界に降り立った若くてキュートな死神をブラッド・ピットが演じたファンタジックなラブストーリー。
共演は『羊たちの沈黙』でアカデミー主演男優賞を受賞したイギリスの名優アンソニー・ホプキンス。
会社社長の次女スーザンはある朝、コーヒーショップで明るく気さくな青年に出会う。
しかし店を出た直後にその青年は自動車にはねられて命を落としてしまう。
ある夜、スーザンが家族と夕食のテーブルを囲んでいるとある青年が彼女の父を訪ねてきた。
とっさに「ジョー・ブラックだ」と父は紹介した。
今朝、コーヒーショップで出会った青年だと気づいたスーザンはジョー・ブラックに戸惑いながらも惹かれていくのであった。
おすすめポイントブラッド・ピット演じるキュートな死神の姿だ。
スーツやタキシードを着こなした姿に女性は魅了されるだろう。
人間界を知るために会社社長と共に行動することになるが、目に映る全てのことに感動している。まるで子供のようだ。
そしてピーナッツバターの味をとても気に入り、何度も味見をするシーンはほほ笑ましい。
シティ・オブ・エンジェル(英: City of Angels)
ドイツ映画『ベルリン・天使の詩』のリメイク作品。
主演は『リービング・ラスベガス』でアカデミー主演男優賞を受賞したニコラス・ケイジ、そして「ロマコメの女王」と呼ばれるメグ・ライアン。
メグは『戦火の勇気』で見せたシリアスな演技を本作でも見せている。
スペイン語で「天使たち」を意味するアメリカの都市ロサンゼルスが舞台だ。
黒井コートに身を包んだセスは死者を天国へと連れていく天使だ。
ある患者を天国へと導いていったセスは外科医のマギーに惹かれていく。
患者に命を救うことができずに悲しむマギーをセスは励ます。
そのおかげで彼女は自身を取り戻して、次第にセスに惹かれていくのであった。
そしてセスはマギーと結ばれるために永遠の命を捨てて人間になることを決意するのだった。
天使が人間に恋するファンタジックなストーリーがポイント。
人間が当たり前のように持つ「感じる」、「触れる」、「愛する」といった感情が何であるのか不思議と考えさせられる。
女性と一緒に思わず考えてみたくなるだろう。
ブルックリン(英語: Brooklyn)
祖国アイルランドを離れ、遠い異国であるアメリカへと渡った1人の女性が祖国へのホームシックに涙しながらも、仕事や恋を通して成長していく姿が描かれていく。
アイルランドにある食料品で不満を抱えながらも働くエイリシュは姉のローズ、そして母との3人暮らしだ。
そんなある日、エイリシュは祖国アイルランドを離れて、遠い異国であるアメリカへと渡っていく。
同郷の女性達と共にブルックリンで生活を始めるが、祖国から届く姉の手紙を読んではホームシックになって涙を流す。
そのような時、神父から紹介された大学の会計士コースを受講したことで学ぶ喜びを知っていく。
そしてイタリア系の青年トニーと出会い、恋に落ちる。
ブルックリンでの生活を続けていく中で美しく洗練された女性へと変わっていくエイリシュだが、彼女に祖国からある悲しい知らせが届くのだった。
祖国を離れてアメリカへと渡ったエイリシュが学ぶ喜びを知り、恋をして洗練された女性に変わっていく姿がポイント。
初めはホームシックに涙し、仕事も思うようにできないでいたエイリシュだったが、学ぶ喜び、そして恋をすることで美しい女性へと変わっていく姿を見ることができる。
アイルランドとアメリカという2つの祖国を持つことの意味、人生の中で下す決断、その決断によって得ること、失うことを教えられる。
アイルランドグリーンのコートとレモンイエローのワンピースがアイルランドとアメリカを象徴しているようだ。
グレース・オブ・モナコ/公妃の切り札(Grace of Monaco)
ハリウッド女優からモナコ公国の公妃となったオスカー女優グレース・ケリー。
結婚から6年経ったものの、未だに宮殿での生活になじむことができずにいた。
そのような時、アルフレッド・ヒッチコックが映画『マーニー』の脚本を携えてグレースの元を訪れてくる。
女優への復帰を考えていたことが報道機関に知られてしまう。
一方で、フランスがモナコへ不当な要求を突きつけてきたことが遠因となり、夫レーニエとの関係が悪化してしまった。
モナコが迎えた危機に対応するための鍵は自分自身であると伯爵から言われたグレースは完璧な公妃となることを決める。
目にも鮮やかなティアラや指輪、ネックレスにドレス、そして美しいグレース公妃がモテポイント。
1人の映画女優がモナコ公国の公妃の姿に女性は自分自身がそのようになることができればと思うだろう。
「クールビューティ」と称された女優グレース・ケリーが完璧な公妃となるべく演じることを決める。
フランス語を学び、モナコの歴史や慣習を学んでいくグレースが公妃としての凛としていて、気品あふれる姿へと変身していく。
女優として、公妃として、妻として、そして母として生きてきたグレース・ケリーに思いを馳せたくなる。