現代において、「文章力」は日常生活を送ることにおいて必要不可欠な能力となりつつあります。
手紙を書く機会はひと昔より減少したかもしれません。
しかし、今日友人や家族との連絡はもちろん、仕事をする上において、パソコンや携帯電話を使用してメールを作成する機会は増加しました。
それ故に、メールを作る際に、様々な立場を考慮しマナーを踏まえつつ、こちらの意図を相手方に伝えるという能力が必要となります。
加えて、返信内容をよく理解し、相手方の意図を汲み取る能力も身につけなければ、より良いコミュニケーションを取ることはできません。
今回は、ビジネスメールにおいて相手方に好意を伝える方法と、それに対しての返信から脈の有無を見分ける方法をご紹介します。
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ビジネスメールで相手に好意を伝える方法
まず、前提として「ビジネスメール」とはどの様なメールのことなのでしょうか。
メールは大きく2つに分けられます。
簡単に説明すると、仕事に関連するような形式ばったメールが「ビジネスメール」で、その他は「プライベートメール」ということです。
これにより、ビジネスメールは、堅苦しい印象のメールとなりがちです。そんな文章の中で、相手に好意を伝えることは難しいと思われるかもしれませんが、意外に簡単なのです。
それは、「形式的メッセージ+α(プラスアルファ)」です。
例えば、先日の仕事のお礼を伝える「このたびは、お忙しい中、貴重なお時間を割いて頂き誠にありがとうございました。」
という形式的なメッセージにプラスして、「とても忙しそうでしたけど、その後は落ち着きましたか?お体は大丈夫でしょうか。」
など、相手を個人的に気遣う文章を足してみましょう。
これならば、失礼になることなく好意を伝えることができます。
返信のメールで考える相手が脈ありかどうかを判断する方法
+αを加えたビジネスメールで好意を伝えたとはいえ、相手からの返信がいきなりフランクになることはありません。
相手も、もちろんビジネスメールで返してきます。なので、今度は返信された形式的な内容のメールから脈があるのかないのか、その有無を読み取りましょう。
ポイントは、先程こちらがメール作成に用いた「+α」です。相手が脈ありであるならば、必ずメール内に+αが存在します。
その小さな好意を探しましょう。
「とても仕事が早くて、驚きました。凄いですね。」や、「きめ細やかな気遣いが嬉しかったです。」など褒めてくれている文章があれば、確実に相手はあなたに好意を持っています。
また、相手からの返信における好意とは、あなたへの「興味」とも言えます。
つまり、「とても仕事が早くて驚いたのですが、休日はビジネススクールなどに通われているのですか。」など、
あなたのプライベートについて知りたいとも思える文章があれば、好意を持ってくれているといえます。
脈ありと判断したらすかさず食事(デート)に誘う
相手からの返信に「好意」を見つけることができ、脈ありと判断できたら、その好意を逃さないように勇気を出して食事に誘ってみます。
ビジネスメールでの好意は、まだまだ発達過程にある気持ちなので、チャンスを逃してしまうと意外なほど短時間に消えてしまう可能性があります。
ここで、万が一こちらが過信している場合もあるので、まだ形式的な文章を崩しすぎず、あくまでも失礼のないような文を作成する必要があることを覚えておきましょう。
ここで、予防線を張るという意味でも「食事をする理由」をプラスすると良いでしょう。
例えば、「先日の仕事のお礼」でも良いですし、「〇〇さんの体験談をお伺いしたいので。」などでも相手は悪い気持ちはしません。
相手があなたと一緒に時間を過ごして、会話したくなるような文章を作りましょう。
ビジネスメールで好意を伝えるときの注意点
ビジネスメールにおいて、一番大切なことは相手に不快な印象を与えない事です。
乱暴な言葉遣いはもっての外であり、馴れ馴れしさや、踏み込みすぎた内容も不快に繋がることがあります。
なので、ビジネスメールで相手に好意を伝えることは、とても繊細な作業なのです。
また、メールは顔の見えないコミュニケーションであるので、予期せぬ誤解を招いてしまう場合があることもあります。
そういった失敗を避ける為にも最低限おさえておくマナーをご紹介します。まず、絵文字や顔文字は使用しないことです。
前提としてビジネスメールで好意を伝える段階では、社会人と社会人という間柄ですので、
「こんにちは(^-^)」などと気軽な文章を使ったり「(笑)」「w」などでの感情表現も避けましょう。
次にTPOをよく考慮して文章を作成することも大切です。メールを送信する時間は遅すぎたり早すぎたりしないか。
また、相手も社会人ですので、仕事が忙しい時期でないかなどの配慮は必要不可欠です。
脈あり返信を獲得するにはあなたの「好意」をプラス
いかがでしたか。「ビジネスメール」と聞くと制約がたくさんあるイメージで、作成する前に予備知識として覚える事がありそう、
などと気後れしてしまう人もいるらかもしれませんが、敬語と丁寧語を使って、相手との距離感を意識するとシンプルに要件をまとめることができます。
そこに、あなたの「好意」をプラスするだけなのです。
その好意は、変に取り繕うことのない素直で真っ直ぐなあなたの気持ちで良いのです。
その方が、相手の心にも直接届きやすいのです。例えば、「今日も〇〇さんにとって良い一日になりますように。」この様な文章は、とても純粋な好意ですよね。
守るべきは最低限守るべきですが、難しく考え過ぎないのもポイントです。社会人とはいえ、人間と人間なので心のこもった言葉は、きっと相手に伝わります。