歯がタバコのヤニや虫歯で汚い男性は女性から不潔と思われるのは当然です。
それでは、どうやって白い歯を手に入れればいいのか?
歯科医でホワイトニングすると時間も手間もお金もかかってしまうので、今回は男性でも手軽で簡単にできるホームホワイトニングの効果と商品ランキングについてご紹介いたします。
- ホームホワイトニングとは?
- ホームホワイトニングのメリット・デメリット
- ホームホワイトニングの商品を選ぶポイント
- ホームホワイトニングの商品ランキング
- オリジナルマウスピースを作る重要性
- ホームホワイトニングに向かない人
白い歯を手に入れるホームホワイトニングとは
ホームホワイトニングとは家で行うホワイトニングのことで、ジェル状の薬剤を使って歯にたまった汚れを分解し、漂白していきくことです。
マウスピースにジェルを流し入れて、規定の時間装着することで、歯医者さんに行かなくてもホワイトニングができます。
マウスピースは市販でも売っていますが、液漏れや漂白のムラを防ぐために、歯医者さんで作ってもらうと良いでしょう。
自分でホワイトニングしても大丈夫か?
「本当に自分でホワイトニングしても良いのだろうか?」と不安に思う人もいるでしょうが、分量と時間さえ守っていれば大丈夫です。
薬剤には「過酸化尿素」という歯を白くする成分が含まれますが、歯科用ジェルの濃度が35%なのに対し、家庭用のジェルは10%とやや低め。成分が抑えられたものを少しずつ使っていくため、健康に影響することはありません。
ホームホワイトニングの時間や費用は?
ホームホワイトニングは効果を実感するのに最低でも2週間はかかりますが、時間をかけて薬を浸透させていくため、1年以上歯の白さを保つことができます。
気になる費用ですが、ホームホワイトニングは最低でも25,000円くらい。
マウスピースを作るのに15,000円、2週間分の薬剤の料金が10,000円と一度にかかる出費は高めですが、逆にこの値段できれいな歯を1年間保てると思えば、なんだかお得に感じませんか?
歯医者でのホワイトニングは、1回の施術で真っ白になりますが、その分白さの持続期間は短く、人によっては3カ月ごとに通院しなくてはいけないことも。
ホームホワイトニングなら、2週間しっかり施術をすれば、その後のケアも必要ないため、長期的に見ると歯医者さんのホワイトニングよりお値打ちですよ。
自宅でホワイトニングした場合 | 歯医者でホワイトニングした場合 | |
---|---|---|
平均的な料金 | 25,000~50,000円 | 10,000~70,000円 |
治療に要する時間 | 1日2時間、約2~4週間継続 | 1回30分~1時間程度、1~3回通院 |
効果持続期間 | 1~2年 | 3~6カ月 |
ホームホワイトニングのメリット・デメリット
ホームホワイトニングを行う際にのメリット・デメリットをご紹介します。
ホームホワイトニングのメリット
- 好きなタイミングで行える
- 違和感を感じさせない
- 自分の好きな白さに調節できる
好きなタイミングで行える
ホームホワイトニングの大きなメリットは、自分の都合の良いタイミングでホワイトニングできるところです。
日中はホワイトニングに時間を割く余裕がない人でも、夜の空いた時間に行うことができます。
マウスピースを着けたまま寝ることで、睡眠とホワイトニングを並行して行えるため、効率よく歯を白くしたい人におすすめです。
違和感を感じさせない
長い時間をかけて行うため、周りの人に気づかれにくく、印象をガラッと変えることなくホワイトニングできます。
昨日まで普通だった人の歯が1日で真っ白になると驚かれますが、ホームホワイトニングの場合は「雰囲気が変わった」「表情が明るくなった」などの、程よい印象の変化を与えられるのです。
自分の好きな白さに調節できる
自分でホワイトニングをするため、自分好みの白さで中断することもできます。
歯医者さんで施されるホワイトニングは、強い薬剤を使うことで驚くほど真っ白になるため、人によっては「作り物っぽい」と感じますが、ホームホワイトニングにはその心配がありません。
成分の濃度的にいきなり白くなることはないので、落ち着いて時期を見極めて自然な白さの歯を手に入れましょう。
ホームホワイトニングのデメリット
- 効果を実感するのに時間がかかる
- マウスピースの手入れが大変
効果を実感するのに時間がかかる
1回2回ホワイトニングしただけでは目に見えて効果はないため、すぐに歯を白くしたい人にはおすすめできません。
ホワイトニングの効果を感じるには最低でも2週間はかかりますし、人によっては4週間続けてやっと効果が出てきたということもあります。
ホームホワイトニングをする時は、実感がなくても続ける意志と、ある程度の根気が必要です。
マウスピースの手入れが大変
ホワイトニング後はマウスピースをしっかり洗って、風通しのよいところに保管しなくてはいけません。
マウスピースは強い力と熱に弱く、お湯を使って洗ったり、歯ブラシなど強くこするだけで形が変わってしまいます。
マウスピースを洗う時は、綿棒などの柔らかい素材で優しく汚れをとる必要がありますが、細かい作業となるため面倒に感じることもあるでしょう。
ホームホワイトニングの商品を選ぶときのポイント
ホームホワイトニングを選ぶポイントは次の点になります。
ホームホワイトニングの商品を選ぶポイント
- 安全性
- 成分の濃度
- 継続して買い続けられるか
安全性
大手のメーカーであれば安全に利用できますが、気を付けたいのが「日本製品」と「海外製品」。
海外から輸入したものは基本的に安価で手を出しやすいですが、歯が丈夫な海外の人に向けられて作られた製品なので、歯のエナメル質が薄い日本人には合わないことも。
人によっては成分が強いために痛みを感じるため、「海外製品がダメ」というわけではないですが、初めてのホワイトニングは、少し高くても日本製を使うのがおすすめです。
成分の濃度
日本製品は過酸化尿素の割合が10%という決まりがありますが、海外製品は制限がないため、10%以上のものも売られています。
過酸化尿素の濃度が高い分だけ1回の施術時間が短くなるので、「ホワイトニングに何時間もかけていられない」という人は、海外製のホワイトニング剤を使うと良いでしょう。
継続して買い続けられるか
ホワイトニング剤を買う時は、価格もさることながら、簡単に買えるかどうかというのも重要です。
薬剤を個人で輸入するという方法もありますが、ネットショッピングで購入できる商品だと、自分が欲しいタイミングで手に入れられますし商品によっては送料もかかりません。
長い期間使い続けるからこそ、手軽に買える商品を選ぶと良いですよ
ホームホワイトニングランキング
ホームホワイトニングのジェルはいろいろな種類が販売されていますが、このランキングでは歯医者さんでも使用されている、効果と安全性が高い商品を紹介していきます。
ホームホワイトニングをする際のマウスピースは必ず歯科医で作ってください
ホームホワイトニングを行う際には、歯医者であなた専用のマウスピースを作ってください。
なぜなら、安価なマウスピースでホームホワイトニングを行うと液体が漏れて、知覚過敏や歯槽膿漏になる可能性があるからです。
私は、ホワイトエッセンスでマウスピースを作ってもらいました。
ホワイトエッセンスにお願いした理由は、
- 全国175店舗以上あるので私が住んでいる地域で気軽に作れたこと
- 価格が業界相場の1/2だったこと
- 毎日500人以上がホワイトエッセンスに通っていること
です。
マウスピースはネットで安価で販売しているものもありますが、ホームホワイトニングを行う際には歯医者であなた専用のマウスピースを作ってください。
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ホームホワイトニングランキング3位:ティオン テイクホーム
国内の大手歯科材料メーカーが売り出している「ティオン テイクホーム」は、ジェルの伸びが良く、少量で広い面積がカバーできます。
他社の薬剤は透明なのに対して、ティオン テイクホームは白色をしているため、薬剤のムラやはみ出しをチェックしやすく使い勝手が良いです。
2週間分で約5,000円とコスパも良く日本製のため、安心して使用できますが、ネットショッピングで売られていることが少ないのがネック。
歯医者さんでは購入することができるので、使ってみたい人は歯医者さんに相談してください。
総合評価 | ★★★☆☆ |
コスパ | ★★★★★ |
ホワイトニング効果 | ★★★☆☆ |
公式HP | https://www.gcdental.co.jp/ |
ホームホワイトニングランキング2位:松風ハイライトシェードアップ
「松風(しょうふう)ハイライトシェードアップ」は低濃度で作られているため、他の商品に比べて刺激が少なく、薬剤も極端に強い味がしないためリピーターが多いです。
松風ハイライトシェードアップを製造している会社は、国内の大手老舗メーカーで薬剤の説明も詳しく書かれているので安心感があります。
ただし日本製ということもあり、2週間分で約6,000円とコスパは低めです。
総合評価 | ★★★★☆ |
コスパ | ★★★☆☆ |
ホワイトニング効果 | ★★★★☆ |
公式HP | http://www.shofu.co.jp/ |
ホームホワイトニングランキング1位:オパールエッセンス
「オパールエッセンス」はアメリカで製造されている、人気の高いホワイトニング剤で、国内でも多くの歯医者さんがオパールエッセンスを使っています。
輸入品なので多少変動はありますが、2週間分が約5,000円とコスパが良く、ネットショッピングで買うとさらに安く手に入れられることも。
薬剤の濃度は10%・15%・20%・35%・45%の5種類から選べ、濃度が10%以上の製品には「硝酸カリウム」という知覚過敏を起こりにくくする成分や、「フッ素」という歯を丈夫にする成分が含まれています。
オパールエッセンスは1回分のみや、少ない量での販売もあるため、高濃度を使ってみたいという人はオパールエッセンスを試してみてください。
総合評価 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
ホワイトニング効果 | ★★★★☆ |
公式HP | https://www.opalescence.com/ja |
マウスピースを作らずに手軽にホームホワイトニングしたい方
ビースマイル
ビースマイルは、上記のジェルよりも効果は落ちますが、専用マウスピースを作らず手軽にホームホワイトニングができる商品です。
歯磨きした歯に直接ジェルを塗り専用の青色LEDを口に含んで歯に光をあてます。
その後にブラッシングすることで効率よくステインを除去することができるのです。
マウスピースを作る時間がない方で、ホワイトニングを行いたい方は一度試してみてはいかがでしょうか?
自宅ホワイトニングの注意点
自宅でホワイトニングする時に気を付けたいのは「色の濃い飲食物」と「たばこ」です。
ホワイトニング直後の数十分から数時間は、色を取り込みやすい状態になっているため、コーヒーや紅茶やコーラなど飲料はもちろん、たばこを吸うことも禁止されています。
またカレーなどの色の濃い食べ物や、着色料が入ったうがい薬も口に入れないほうが良いです。
もし万が一、色の濃いものを口にしてしまった場合は、すぐに歯磨きをして着色料や汚れを流してしまいましょう。
「出先だから歯磨きできない」という人は、2~3回口をゆすぐことによって、ある程度の汚れを流すことができます。
せっかくお金と時間をかけてホワイトニングした歯ですから、なるべく白さを保ちたいものですね。
ホームホワイトニングに向かない人
「物事を継続できない」「歯周病や虫歯がある」「知覚過敏だ」という人は、ホームホワイトニング向きではありません。
ホームホワイトニングは毎日少しずつ続けていくことで効果が出るため、断続的にやってもあまり意味がなく、お金が無駄になってしまいます。
また歯周病や知覚過敏などを患っている人は、ホワイトニング以前の問題なので、口内トラブルを解消してから歯を白くしましょう。
特に知覚過敏のままホワイトニングをすると、薬剤が歯にしみ込んだ時に激痛が走り、ホワイトニングどころではなくなります。
お口の状態をリセットしてから、ホワイトニングをしてくださいね。
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