セブンイレブンが沖縄初出店!2019年7月11日「1号店」の場所はどこ?

セブンイレブンは、沖縄には1店舗もないって知っていましたか?意外ですよね。

しかし、そんなセブンイレブンも2019年7月11日にとうとう沖縄に出店します。

この記事では、セブンイレブンが沖縄になかった理由と沖縄の出店計画や沖縄セブンイレブン限定商品の情報をなどをご紹介します。

この記事で分かること
  • 沖縄県のセブンイレブンがない理由
  • どうして出店しなかったのか?
  • 沖縄のどこに出店する予定なのか?
  • 沖縄セブンイレブン限定商品

日本で唯一セブンイレブンがない「沖縄県」その理由は

日本で唯一セブンイレブンがない「沖縄県」その理由は

日本の大手コンビニチェーン店であるセブンイレブンは、現在、日本国内20,904店舗(2019年3月末現在)あり、海外の店舗も含めると合計で68,236店舗にもなるんです。

現在沖縄県内にあるコンビニは、ローソンとファミリーマートの2つが占めており、国内ではもっとも店舗数の多いセブンイレブンは沖縄県内には1店舗もありません。

これだけたくさんセブンイレブンが展開しているなかで、なぜ唯一沖縄県だけが1店舗もないのでしょうか?

それは、セブンイレブンが行っているドミナント方式(高密度多店舗出店)という経営戦略が関係しているんです。

ドミナント方式とは地域を絞って集中的に出店することで、それにより認知度の向上や、物流効率の向上といった効果が得られます。

しかし、沖縄県内にはこれまで集中して出店できる地域がなく、さらに専用の工場を一から作る必要があったため、セブンイレブンの沖縄参入がされませんでした。

なぜ今になって沖縄に出店するのか?

なぜ今になって沖縄に出店するのか?

セブンイレブンジャパンは、創業した1973年から現在まで20,000店以上の店舗数を出店しており、日本一のコンビニエンスストアの店舗数を誇ります。

ですが、沖縄には一軒もありませんでした。

しかし、そんなセブンイレブンもとうとう2017年6月に記者会見で沖縄に出店することを発表します。

では、なぜ今になって沖縄に出店することになったのでしょうか?

その理由の一つに、全国的な店舗数の飽和問題

出店数日本一ということは、それだけ細かい地域まで「出店し尽くした」ということの裏返しでもあります。

常に継続した成長を求められる企業にとっては、成長性のある分野への進出は当然のことと言えますね。

さらに、地場企業とのフランチャイズ提携・浦添市港川の弁当や総菜を製造する専用工場の建設・人手不足の解消なども出店をする後押しとなったことでしょう。

セブンイレブンと提携する沖縄県の地場企業はどこ?

セブンイレブンと提携する沖縄県の地場企業はどこ?

セブンイレブンでは沖縄県に進出するにあたり、初めての試みとして現地での子会社を立ち上げ、沖縄大手の小型スーパーであるかねひでを運営する「金秀商事」とフランチャイズ契約を結びました。

金秀グループは今回のセブンイレブンとの契約が、初めてのコンビニ事業への参入となります。

沖縄県内にあるコンビニ各社では、

  • ローソン沖縄は「サンエー」
  • ファミリーマート沖縄は「りうぼう」

と提携しており、セブンイレブンの沖縄進出についても現地の企業との提携は必須となっておりました。

沖縄県の大手会社である金秀商事とコンビニ大手のセブンイレブンがタッグを組み、どのように沖縄県でシェアを広げていくのか楽しみですね。

セブンイレブンは沖縄のどこに出店する予定なの?

セブンイレブンは沖縄のどこに出店する予定なの?

現在、沖縄県内で出店が計画されている店舗は、以下の14店舗となっています。

店名 所在地
那覇小禄1丁目店 那覇小禄1丁目
那覇新都心公園前店 那覇市おもろまち4丁目
国際通OTSビル店 那覇市松尾1丁目
国際通松尾1丁目店 国際通松尾1丁目
那覇松山1丁目店 那覇松山1丁目
那覇金城2丁目店 那覇金城2丁目
新天地浮島店 那覇市松尾2丁目
糸満真栄里東店 糸満市那覇広域 都市計画事業 糸満南土地区
糸満兼城店 糸満市兼城
糸満座波店 糸満市座波
豊見城中央店 豊見城市豊見城 前田源
豊見城金良店 豊見城氏金良前原
東風平JAおきなわ店 八重瀬町東風平 東風平原
北谷北前1丁目店 北谷町北前1丁目

現在計画しているのは沖縄県南部に13店舗、中部1店舗と南部に集中しており、2020年の年明けには北部まで広げるそうですよ。

セブンイレブンの経営戦略について

セブンイレブンの経営戦略

セブンイレブンの経営戦略について先ほど少しご紹介した「ドミナント方式(高密度多店舗出店)」を詳しくご説明したいと思います。

「ドミナント方式」はある特定な地域に集中してたくさんの店舗を出店することにより、他の小売り業の優位に立つことを目的としている戦略のことです。

【ドミナント戦略のメリット】

【ドミナント戦略のメリット】

【認知度の向上】

集中してたくさんお店を出店することにより、お店を利用しない場合でも前を通るときなどに看板を見てもらえる機会が増え、認知度が高くなります。

 

【広告宣伝費の削減】

地域によって需要が異なるので、宣伝もその地域の需要に合った方法がいいですよね。

ドミナント方式では特定の地域に集中して宣伝広告が可能になるため、費用の削減につながります。

 

【物流効率の向上、コストの削減】

配送センターから店舗までの距離が近くなるため効率よく配送ができ、それにより配送コストの削減、さらに商品を新鮮な状態で店舗に届けることができるんです。

 

【スーパーバイザーの巡回効率の向上、コストの削減】

スーパーバイザーとは、店舗を定期的に巡回し、各店舗がサービスを正しく行えているのかの管理や、売り上げがアップするためのアドバイスをする役職のことです。

ある地域に密集して店舗がたくさんあれば、スーパーバイザーも巡回がしやすくなりますね。

ドミナント方式とは、ある特定の地域で優位に立つだけではなく、効率の向上やコストの削減といったメリットもあるんです。

ただし、店舗同士での顧客の奪い合いや、災害時には集中して被害を受けてしまうなどのデメリットもあります。

セブンイレブンが沖縄初出店に向けて沖縄市民の声は

セブンイレブンが沖縄初出店に向けて沖縄市民の声は

沖縄県から一番近い最寄りのセブンイレブンは、日本国内ではなくなんと台湾にあるんですよ。

インターネットではネタとして言う方も多かったのですが、沖縄県進出によりそれが使えなくなってしまうのは残念な気持ちもありますね。

沖縄県民にとっては、県外へ行くときにセブンイレブンで買い物をするのは楽しみのひとつでした♪

セブンイレブンの看板を見ると気分が上がって、県外に来たんだなぁと実感したものです。

その特別感がなくなってしまうのは少し寂しくなりますね。

nanacoカードは、セブンイレブンを傘下にもつ株式会社セブン&アイ・ホールディングスが日本国内で展開している電子マネーです♪

セブンイレブン以外にもすでに沖縄県内で使用可能な店舗も多くありますので、作ってみてはいかがでしょうか?

詳しくは公式サイトをご覧ください。

電子マネー nanaco【公式サイト】→ https://www.nanaco-net.jp/

沖縄県外出身で沖縄に移住してきた方の中には、セブンイレブンがなくてさみしい思いをしていた人も多いでしょう。

そんな方にとっても朗報ですね。

沖縄の伝統的な赤瓦が見え沖縄らしくて素敵な店舗になりそうです♪

観光地として有名な国際通りの店舗のようなので、観光客にも喜ばれそうですね。

セブンイレブンが沖縄進出と発表されてもいまいち実感が湧かなかったのですが、建設中の店舗を見るとじわじわと実感が湧いてきます。

沖縄県民にとっては「セブンイレブン=県外にある特別なコンビニ」とイメージを持つ方が多く、セブンイレブンで買い物をすることは非日常的であり特別な時間でした。

セブンイレブンの沖縄進出によりその特別感が無くなってしまうことは、心さびしく思う方も多くいる印象ですが、とは言うものの、やはり待ちに待った沖縄進出を楽しみにしている方もたくさんいるようですね。

予測される沖縄のセブンイレブン限定品

セブンイレブンといえばお弁当やスイーツが美味しいと有名です。セブンイレブンの沖縄限定商品も楽しみですね!

 

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沖縄限定のコンビニ商品で多いのは、おにぎり類ではないでしょうか。

味噌に砂糖と豚バラ肉などを混ぜて煮込む、沖縄では白米のお供として定番であるあま~い味噌の入った「油みそおにぎり」

ポークと卵焼きを挟んだ「ポーク玉子おにぎり」は、セブンイレブンでも沖縄限定商品として発売されそうですね。

 

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沖縄ファミリーマートで人気の沖縄限定商品である、「泡盛コーヒー」や「アセロラ泡盛」沖縄県産のシークヮーサーを使った「さわやか泡盛」など、泡盛を使ったアルコール商品を取り揃えています。

セブンイレブンでも泡盛を使った沖縄限定商品がたくさん出てきそうです。

沖縄県内の酒造とコラボして沖縄県内のセブンイレブン限定の泡盛も発売されるのではないでしょうか。

泡盛が苦手な方やお酒に強くない方も飲めるような、泡盛を使ったオリジナルカクテルが発売されたらうれしいですね♪

各コンビニで作られる沖縄県のソウルフードを食べ比べするのも面白そうです。

セブンイレブンが沖縄出店に向けてオーナー募集

セブンイレブンが沖縄出店に向けてオーナー募集

セブンイレブンでは、2019年度中の沖縄出店に向けてオーナーを募集しています!

沖縄県でセブンイレブンが浸透していくためには、地域のことをよく知る新しいオーナーが多く必要です。

セブンイレブンのホームページにはオーナーになるために必要な情報が多く記載されていますよ。

加盟を考えている人に向けた専用ページがありますので、まずは以下のサイトをご確認いただくと、加盟するとはどういうことなのか知ることができます。

加盟店契約と各種制度を知る https://www.sej.co.jp/owner/keiyaku/index.php

沖縄県内でセブンイレブンのオーナーになるためには、まず沖縄県内で開催されるオーナー向けの説明会(2~3時間)に参加する必要があるため、HPから説明会にエントリーしましょう。

WEB説明会は沖縄県は対象外となっているため、必ず沖縄県内の説明会に足を運ばなければいけません。

【説明会の内容】

  • フランチャイズのイロハ
  • 加盟条件の詳細
  • オーナーになるとはどういうことなのか
  • 契約~開店までの流れ
  • 店舗の運営ノウハウ
  • 先輩オーナーの体験談映像

【オーナーになるための加盟条件】

・60歳以下で、2名での加盟が可能な方。2名の組み合わせは義理を除く血縁のいとこである必要があります。

【開業資金】

・250万~300万円

【契約期間】

・15年契約。その後更新も可能。

その他の詳しい条件や、説明会の場所・日程は随時セブンイレブンの公式ホームページで掲載されますので、オーナーに興味のある方は是非ご確認ください。

セブンイレブン公式HP https://www.sej.co.jp/index.html

沖縄出店オーナー募集 https://www.sej.co.jp/owner/area/market/okinawa.php