ワキガといえばスメルハラスメントとして会社では忌避される部類に属していますが、そもそも日本人にワキガの人が10%程度しかいないことが理由となっているからです。
欧米人であっても70%程度、アフリカ系ならば100%がワキガ体質とされています。
しかし、ワキガのある人であっても恋人や配偶者が普通にいることからも分かるように、ワキガの人であっても適切なケアが行われていれば十分にモテるわけです。
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ワキガの正体はフェロモン
ワキガは特有の臭いを発することで、周囲の人達に悪臭だと避けられてしまいがちですが、国により事情は大きく異なります。
ワキガの男性であっても、普通に彼女がいるだけでなく妙にモテる人が少なくありません。
ワキガ体質の人は、ワキや下腹部と耳の中にアポクリン汗腺が多く分布していて、エクリン腺とは異なる役割を果たしています。
アポクリン汗腺の数が多い人は、フェロモンを含んだベタベタする汗をアポクリン汗腺から分泌して、皮膚の常在菌により分解されることで特有の臭いを発生されるわけです。
人間の鼻はフェロモンを感じる部分が言葉の発達により退化しているため、日本人を含むモンゴロイドはフェロモンを含む強い香りに対して慣れていません。
香水文化が発達していないこともフェロモンに対する感受性が低いことを表しています。
日本人の中には、悪臭を含まないフェロモンに対して敏感な女性がいるので、ワキガ体質の男性を魅力的と感じる人がいるわけです。
重度のワキガでなければモテる
ワキガ体質の男性がモテるためには、全体の10%しかいない日本人のワキガ男性はニオイに対するケアをしなければなりません。
なぜなら、ワキガ臭は皮膚の常在菌により発生する悪臭がどうしても含まれてしまうので、本来のフェロモンの香り以外のニオイまで混ざってしまうからです。
ワキガ対策をしっかり行っていれば、アポクリン汗腺から出た汗が即座に臭うわけでは無く、常在菌による分解が発生するまでは臭いません。
重度のワキガの人は残念ながら日本人女性には刺激が強すぎて、敏感な鼻を持つ女性が多いために嫌われてしまいますが、軽度ならば清潔にして食生活を改善することでワキガ臭を抑えられます。
アポクリン汗腺から分泌されているフェロモン自体を有効活用させることが出来れば、自然とフェロモンに対して敏感な女性にとっては好みの男性と映る可能性が高いです。
ワキガ体質だと自覚しているならば、ワキガ対策ケアを十分に行った上で重度のワキガでは無いと確認することが大切です。
ワキガのセルフチェック
ワキガ体質かどうかは、アポクリン汗腺から出る汗が体温調節のために分泌されるエクリン汗腺からの汗とは根本的に異なる点を知った上でチェック出来ます。
アポクリン汗腺が多い人のみがワキガ体質となるので、アポクリン汗腺が多く分布している脇・下腹部・耳の穴をチェックすると良いです。
いくらモテる男性であっても、身近な女性にワキガ体質かどうかを聞くことは人間関係が壊れるので避けて自分でチェックすべきです。
最も簡単なチェック方法は、1日着用したTシャツを3時間ほど脱いでから放置し、脇部分をチェックする方法があります。
脇部分がクリーム色の汗ジミになっていたり、脇部分のニオイをチェックした時にワキガ臭がすればワキガ体質だと分かります。
また、ワキガ体質はある程度遺伝するので、耳垢が湿ったタイプならばアポクリン汗腺が耳の穴に多いために耳垢が湿ることからワキガだと判別可能です。
自分ではワキガ臭にいつも囲まれているために、人間の鼻はいつもあるニオイを感じにくくなる性質があるので気づきません。
このため、Tシャツを脱いで3時間ほど経過させてからニオイチェックをするという方法が有効になります。
強いにおいを感じたらワキガクリームを使う
ワキガ臭は、あまりにも強くなると自分でも感じるレベルになることがあります。
自分でも強いニオイを感じる状態ならば、他の女性にとっては耐えられないレベルの悪臭になっているはずです。
ワキガ体質であってもモテる男性は、日本人女性がニオイに対して敏感なことを理解した上で、ワキガクリームを使ってケアをしています。
ワキガ体質ならばフェロモン分泌はされているはずですから、フェロモンに敏感な女性に対してはアプローチしやすくなるので、ワキガ臭部分だけを発生させないようにケアすれば良いわけです。
ワキガクリームには、制汗作用だけでなく常在菌が増殖しないように抗菌作用を持つ成分が多く含まれています。
アポクリン汗腺から分泌されるタンパク質や脂質・アンモニアを含む汗を分解する常在菌の数を減らせれば、ワキガ臭そのものを最小限に押さえてフェロモン部分を強調出来るわけです。
ワキガクリームは、男性が女性にモテたい時に使えば、エチケット面でプラス評価が得られます。
まとめ
アフリカ系のように大半がワキガ体質ならば、互いに似たニオイを常に発しているのでフェロモンを強調するために香水を使ってアピール出来ます。
しかし、日本人はワキガ体質が10%程度しかいない少数派かつ入浴習慣が江戸時代には確立されていたので、無臭状態が標準的と考えられていてフェロモンを感じてくれる女性が少ないです。
女性にモテたい男性ならば、自分の耳垢が湿っているタイプといったワキガ体質特有の体質を見極めた上で、食生活も含めたニオイ対策を徹底する必要があります。
アポクリン汗腺から出る汗は、緊張した時に強く出るので好みの女性に近づく前にはワキガクリームを脇へ塗布するといった対策を行っておけば、フェロモンのみが強調出来てモテるきっかけになりやすいです。
ワキガ臭対策と清潔感を両方併せ持つ男性ならば、女性からも好意的な印象を得やすいので、エチケットとしてワキガ対策をしっかり行うことが重要です。