出先で急に取引先にファックスを送る必要があったり、メールではなくFAXを受信する必要があったりしたことはありませんか?
そんなときに便利なのがコンビニファックス。
今回は、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどコンビニでのFAXの送信方法や受信方法をご紹介します。
セブンイレブン・ローソン・ファミマなどコンビニでのfaxの送り方
事前に準備するのは、原稿と宛先のFAX番号、そして小銭だけ。
コンビニにより多少の違いはありますが、操作方法はほとんど変わりません。
コピー機を扱った経験のある方なら、誰でも簡単にfaxすることが出来ますよ。
セブンイレブンでのfaxの送り方
基本はタッチパネルの案内に従って進めていけば大丈夫です。難しいことは何もありません。
どうしても、事前にやり方を知っておきたい!という心配症の方のために、コンビニの中でも一番店舗数の多い、セブンイレブンを例にとって、詳しいfaxの送り方を説明致します。
- マルチコピー端末のタッチパネルで「ファクス」を選択。ファクス使用同意の確認事項が出てきますので、ざっと目を通したら「同意する」をタッチします。
- 次に、faxを送る「宛先番号」を入力し、間違いがないことをしっかり確認したら、「これで決定」をタッチ。
- 続いて、「送信サイズ」の選択です。A4・B4・A3の中から、原稿サイズに合ったものを選択しましょう。同じ画面で、画質や濃度の変更もできますよ。
- 次に、「送信結果レポート」をプリントするかしないか選択します。faxを送ったという証拠になりますので、大切な取引に関わる場合はプリントしておくと安心ですね。プリントすることにより、料金が追加で発生することはありません。
- コピー機に原稿をセットします。コピーをするときと同じ要領で、印刷面を下にして画面の左上に原稿の角を合わせたら、カバーをして「原稿を読み取る」をタッチします。複数ページあるときは、前の原稿を取り出し、次の原稿をセットして再度「読み取る」をタッチ。これを原稿の枚数分繰り返します。
- 全ての原稿の読み取りができたら、画面に「読み取った枚数」がカウントされていますので、念のため実際の原稿の枚数と相違ないことを確認しましょう。問題なければ「これで決定」をタッチ。
- コイン投入口にお金を入れたら、「送信スタート」をタッチして、送信が完了するまで待つだけ。画面に「送信が完了しました」の表示が出てきますので、他に用がない場合は「終了」をタッチします。「送信結果レポート」を印刷するようにした場合は、このタイミングで排出トレイから出てきます。
- 領収書プリント画面が表示されますので、必要な場合は「領収書を印刷する」をタッチ。領収書が印刷されて出てきます。お仕事関係のfaxの場合は、忘れずに印刷するようにしましょう。
- 最後に、おつり、原稿の取り忘れがないか確認して、完了です!
コンビニ各社のfaxの特徴や料金について
どのコンビニも、送信の手順はほとんど同じですが、受信ができるところと出来ないところ、また海外には送れるか否かなど、違いがあることが分かりました。
料金も各社で微妙に異なるようなので、業界の中でも店舗数の多い4社について、比較してみたいと思います。
セブンイレブンのfaxの特徴や料金について
セブンイレブンのfaxで出来るのは送信のみ。受信は出来ません。また、海外への国際faxにも対応していません。
その代わり、「0570」で始まるナビダイヤルや「050」で始まるIP電話にfaxできるのは、セブンイレブンだけです。
料金は、サイズや画質に関わりなく一律50円。現金以外にも、nanacoで支払うことができます。
余談ですが、マルチコピー機にnanacoをセットしたまま、置き忘れてしまうケースが多発しているようです。くれぐれもお気をつけ下さいね。
ローソンのfaxの特徴や料金について
ローソンのfaxは、クロネコFAXと提携しているので、送信以外に受信もできます。
また、海外へ国際FAXの送信が可能です。
料金は、国内送信は一枚50円、ファインモードだと60円。受信は1枚50円です。
海外へは地域によって違い、1枚100円~150円。ファインモードを選んだ場合は、120円~180円です。
ファミリーマートのfaxの特徴や料金について
ファミリーマートもローソンと同じく、クロネコFAXと提携しているので、送信と受信、そして国際FAXの送信ができます。
料金は、国内なら送受信ともに1枚50円。海外へは1枚100円~120円です。
ミニストップのfaxの特徴や料金について
ミニストップもクロネコFAX提携店です。送信と受信、及び国際FAXが可能。
料金は、国内送信は1枚50円。
ファインモードなら60円。
国際FAXは1枚100円~150円。
ファインモードなら120円~180円です。
さらに、フリーダイヤル(0120から始まる場合のみ)へは1枚30円で送信できます。
他のコンビニに比べてお得ですね。近くにあればラッキーですけど、たかだか20円のためだけに、わざわざ探すこともないでしょう。
コンビニでのfax受信方法
クロネコFAXと提携しているコンビニなら、クロネコFAXに預けたデータをコンビニのコピー機で取り出す、という要領でfaxを受信することができます。
会員登録などは不要で、すぐに利用できる嬉しいサービスです。
受信するためには10桁の「文書番号」が必要になります。あらかじめ送信してくれた人から聞いて、控えておきましょう。
それでは詳しい受信の方法を説明します。
- ①マルチコピー機のタッチパネルで「クロネコサービス」→「クロネコFAXから受け取る」をタッチ。
- ②お金を入れて、10桁の文書番号を入力します。
- ③画面に受信する枚数と料金が表示されるので、入れたお金が不足しているようなら、追加で投入して下さい。
- ④用紙のサイズを選択すると、受信が始まります。
faxが受信できるコンビニは、ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・コミュニティーストア・ポプラです。店舗によっては取り扱いがない場合もあります。
セブンイレブン・スリーエフはクロネコFAXと提携してないので、受信はできません。
コンビニが近くにない!コンビニまで行くのが面倒な人はインターネットFAX
ここまでコンビニfaxの使い方を説明してきましたが、実はコンビニに行かなくてもパソコンやスマホなど、電子メールが使える環境であれば、いつどこにいてもfaxを送受信できる『eFAX』というサービスがあるんです!
始めからそれを言えよ!と思われたかもしれませんが、eFAXの利用には、事前の申し込みと月額1,500円(税別)が掛かります。
見積りや発注書のやり取りをfaxで依頼される機会が多いが、fax機は場所を取るので置きたくない、また、外出先でfaxが必要になるケースが頻繁にある、という方には是非おススメしたいサービスです。
「e-fax 30日間無料 ※15日に登録したら翌月14日まで使用できます」
eFAXの使い方
それでは、いったいどういう仕組みで電子メールを使ってfaxできるのか、簡単に説明致します。
①事前に申し込みをして、自分専用のfax番号を取得。
②相手が自分の番号宛にfaxを送ると、データがPDFとしてメールに添付されて、登録したメールアドレスに届く。
③こちらから相手にfaxしたい場合は、送りたいデータをメールに添付。宛先に『国番号+相手先のfax番号@efaxsend.com』と入力して送信すると、相手先のfax機からはデータが紙で出力される。
自分専用のfax番号は、全国57都市の市外局番から選ぶことができます。
最大5つのアドレスで同時にfaxを受信できますので、他の人とデータの共有が可能です。
送受信にかかる費用は1枚につきたったの10円。しかも、毎月150ページ分は無料で送受信できますので、余程大量にfaxのやり取りをしない限り、基本使用料以外の費用が掛かることはほとんどありません。
eFAXを導入するメリット
eFAXはただ便利なだけじゃないんです。利用する事で、3つの節約に繋がります。
①お金の節約
fax機本体の導入コストやランニングコストを削減。
また、固定電話はほとんど使わないけれど、faxのためだけに電話回線を引いていた、という場合は回線料金も不要になります。
さらに、必要なデータだけ印刷すればいいので、紙代やインク代も節約できるんです。
②時間の節約
今までは、外出中に届いたfaxは、オフィスに戻らないと見ることが出来ませんでした。
緊急の場合は、オフィスにいる誰かにfaxをスキャニングしてもらって、メールに添付して送ってもらう、なんてことも。もしオフィスに誰もいなければ、取引先への対応も遅れてしまいますよね。
eFAXなら、自分のメールアドレスに直接faxが届くので、いつどこにいても、すぐにfaxを確認することができます。また、送信も自分のスマホから出来ますから、コンビニを探す手間も省けますね。
さらに、届いたfaxはデータで管理できるので、見たい書類をスピーディーに検索することができるんです。
③空間の節約
小さなオフィスや自宅を仕事場にしていると、fax機は意外と場所をとるものです。
eFAXならfax機本体が不要なので、空いたスペースを有効活用できます。
また、届いたfaxをデータで残しておけるので、紙でのファイリングが不要になり、その分の空間も節約出来ますよ。
30日間無料でトライアルできる
eFAXなら、初期費用0円、fax機も不要。オンラインで簡単に、約2分程度でお申込が完了します。
しかも、申込から30日間は無料でお試しができるんです!
まずはトライアルで、その快適さを体験してみてはいかがでしょうか?
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