今回は、海外旅行保険に入らず旅行に行き、現地の病院代を楽天カードでタダにした時の話です。
2018年、夫婦でアメリカ旅行中に妻が体調を崩し救急搬送されたました。
海外旅行保険に入っていなかったため、海外での病院費用が怖く、妻がギリギリまで痛みを我慢していましたが、帰国途中のロサンゼルスでの待ち時間中に耐え切れず現地で救急搬送。
その時に掛かった治療と治療費と日本に戻ってからの継続治療費がどうなったかをご紹介します。
▼一緒に読みたい関連記事▼
>>知らぬが損！2100円で行くバンコク～サムイ島の行き方激安チケット
>>男性が元気になるサプリメント【2019年最新】ランキング
旅行中体調を崩し、アメリカ・ロサンゼルスで救急搬送
2018年、夫婦二人で６泊８日のオーランド旅行にいきました。
オーランドではディズニーランドを堪能するために行きましたが、滞在５日目の早朝３時ごろに妻が突然胸を苦しがり、嘔吐し、身動きがとれない状態に。
まだ早朝だったこともあり私はまだ寝ていて、妻は私を起こすのが可哀そうだと思ったらしく、一人苦しみに耐え忍んでいました。
なぜここまで妻が冷静でいられたかと言うと、前にも似た症状を経験していて、その時は救急車で運ばれたものの「小さい胆石がある」と言われたくらいで特に異常はないと診断を下されていたからです。
胆石もかなり小さいものなので３年後くらいに定期検査するくらいでいいと言われ、そこから半年以上何もありませんでした。
その時の痛みと全く一緒だったため、海外で救急搬送されるのが嫌なこともあり我慢をしていたんです。
痛み出してから１２時間すると妻は歩けるようになるまで回復。
体調も良くなりつつあったものの、前回は痛みがなくなると同時にケロっと良くなっていたのに今回はなぜかそうもいかず、妻は気持ち悪さがずっと続いたことに違和感を感じていました。
しかし、残り数日で帰国ということもあり耐えることに。
帰国当日、オーランドからロサンゼルスで飛行機を乗り継ぎ日本に戻る予定でしたが、乗り継ぎのロサンゼルスでは待機時間が１２時間もあり、待っている間に妻の体調がみるみる悪くなってきて我慢できずに飛行機会社の窓口に相談。
とうとう救急搬送されることになりました。
救急搬送で英語ができなくても大丈夫
空港だったこともあり直ぐに救急隊が到着し、私達夫婦は全く英語ができなかったのですが、日本語を話せるスタッフが空港内にいたため症状を通訳してくれました。
もし、通訳の人がいなくてもケータイの通訳機能である程度どうにかなると思います。
私もまさか海外にきて身内が救急搬送されるとは思っておらず、病院についてからは通訳してくれた空港スタッフもいないし、どう会話すればいいんだろうと思っていたのですが、その心配はいらなかったです。
さすが各国色んな人が出入りしているアメリカだけあって２４時間テレビ電話で通訳してくれるみたいで、病院のスタッフが直ぐにテレビ電話を準備してくれました。
それだけでかなり安心。
海外旅行保険に入らなくても大丈夫な理由（楽天カード付帯保険）
今回、私達夫婦は海外旅行保険に加入せずにアメリカに行きました。
海外旅行保険に加入しないのはいつもの事なのですが、代わりにクレジットカードの海外旅行カード付帯保険を当てにしているからです。
今回はアメリカには約８日間の滞在日数でしたが、タイに３ヵ月滞在していたこともあり、その期間を海外旅行保険に加入すると２人で数十万円ととんでもない金額になります。
さすがにそれは厳しい。
それに比べてクレジットカードの種類にもよりますが、無料で作れるクレジットカードにも海外旅行カード付帯保険が付いてるものもあります。
（※無料で作れるクレジットカードで付帯保険を適応させるにはいくつか条件がある場合があります）
年会費を払うクレジットカードでも大体年会費１万円と考えると、１回の海外旅行で年会費の１万円の元がとれてしまいます。
例えば私達夫婦の1年間の行動は、これからの予定も合わせて６月から３ヵ月タイのサムイ島に行き、９月に８日間アメリカに行き、１１月にまた３か月間タイのチェンマイに行く予定です。
通常この予定通り海外旅行保険に入ると、一人１０万ちょっとかかる保険料金がクレジットカードを持っているだけで無料、あるいは１万円で済んでしまうんです。
（クレジットカードの種類によって年会費が変わります）
私たちが持っていたカードは、楽天のプレミアムカード。
なぜこのカードを選んだかというと、通常空港内にある3000円～4000円するファーストクラスのラウンジが無料で利用できるプライオリティパスがもらえるからです。
このカードは年会費として１万円かかりますが、海外保険とラウンジが利用できるので、直ぐに元が取れるので逆にお得でした！
結果、大正解！
病院代もタダになったし、帰国後の日本での治療費も一円も払わず逆に5万円のプラスに♪
楽天などクレジットカードの海外旅行保険
クレジットカード付帯保険は今回の私たちのように、いざ旅行中に何かあった時にはかなり重宝します。
このカード保険はクレジットカードのランクにもよりますが、海外旅行だけでなく国内旅行にも適応されることも多いです。
例えば北海道旅行でスキー中に転んで骨を折ったなどにもこの保険が適応されます。
カードの種類やランクによって降りる保険額に差はあるものの、大体のことはクレジットカード付帯保険ですべて賄えます。
余談・今まで海外で治療した費用額
今回のロサンゼルスでは、救急搬送されたのちにテレビ通訳しつつ、エコーとレントゲン検査をして「胆石」が原因と判断されました。
痛み止めの点滴をして５時間ちょっと休ませてもらい、本来ならそのまま入院するのですが痛みが一時的に引いている為
日本に帰って治療したいと伝え帰国までの２０時間近く水以外の飲食物を摂らないことを条件に帰国。
（妻いわく、激しい痛みはないものの多少の気持ち悪さと歩くのは少し辛かったらしく、のちに胆嚢から十二指腸の間に石が詰まっていたため、日本に帰国後すぐに入院、次の日には手術しました）
ロサンゼルスでかかった費用は日本円で約９万円で済みましたが、このまま入院手術をしたらどれだけかかったかわかりません。
ちなみに日本では２回に分けて手術しましたが、一回目に手術費用は４５万円ほどかかりました。
もちろんここから健康保険適応で３割負担に、支払い金額は１６万円ほどです。
１回目の手術では詰まった石を取る簡単なものだったのでこの金額ですが、２回目の手術は胆嚢を取るのでもっと費用がかかります。
ですが、ロサンゼルスの治療費も日本での治療費も全額カード保険で無料に！
ちなみにタイで中耳炎になったときの医療費は３万円かかり、友人がタイで減圧症になった時は２００万掛かりました。
（この友人はたまたま外人用の高い病院に入ったため減圧症で２００万という金額になりましたが、他の病院ならもうちょっと安いです）
他にも違う友人がタイで減圧症になった時はチャンバーに一回入り１０万円でした。
１０年前の話になりますが、姉がハワイで盲腸になり手術した費用は１００万円でしたが今はもっと高いと思います。
クレジットカード海外保険の大切さ
クレジットカードは、国内・海外問わず旅行に行くのが好きな人なら、「もたない理由がない」というくらい安心できるカードになります。
普段あまりクレジットカードを使わない人でも、年会費無料のクレジットもあるのでクレジットカードを持つデメリットはありません。
今は元気で怪我や病気が無くても、見知らぬ土地で今までに行った事の無い場所に行き、今まで経験したことのない事を体験するのであれば突然の怪我や事故に遭遇する可能性があります。
海外旅行なら、日本ではかかることの少ない狂犬病やでデング熱、フェラリアなどに感染する確率も高くなるんです。
安く旅行保険を抑えたいならなおさらクレジットカードは必須アイテムの一つ。
海外旅行に強い保険が充実したおすすめのクレジットカード
海外旅行に強いおすすめのクレジットカードを紹介しますね。
年会費永久無料！楽天カード
楽天カードは、年会費が永久無料。
旅行傷害保険は最高で2000万円まで。
さらに、楽天市場内の買い物だけでなく、普通に使うだけで楽天ポイントがどんどん貯まっていきます。
審査も比較的通りやすく、おすすめのカードです♪
▼無料で楽天カードを作る▼
充実の補償内容＋プライオリティパス付き｜楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、 私たちが今回お世話になったカード。
年会費が10,800円かかりますが、保険は最高で5,000万円まで。
年間4万円以上するプライオリティパスが無料でもらえます。
空港のラウンジが無料で使えるプライオリティパスは、旅行時に必須アイテム！
そのほか、書ききれないほどの特典があるので、興味がある人は公式ホームページを確認してくださいね。
楽天カードを持っている人も無料でアップグレードできます♪
▼楽天プレミアムカードについて詳しくはこちら▼
年会費無料！最大保証料は2500万｜ブッキングドットコムカード
ブッキングドットコムカードは、作るだけで5,000円キャッシュバックしてくれます。
年会費は永久無料。
さらに持っているだけでウェルカムドリンクや宿泊料割引など世界中のホテルで優待を受けられます。
▼その他の得点についてはこちら▼
ネットでもリアルでも特典が盛りだくさん！エポスカード
【エポスカード】
は、年会費永久無料。
ネットで申し込むと2,000円分のポイントがもらえます。
ポイントは、楽天市場やエクスペディアなどの旅行サイトで使うことができる優れもの！
▼その他の優待はこちら▼
JCBを選ぶと年会費はずっと無料｜格安航空会社ピーチカード
ピーチカードの注意点は、JCBで申し込むと年会費が永久無料になりますが、海外保険が最高2000万円まで出るのはVISAの方です。
VISAで契約しても年に1回でもカードを使うと無料になるので心配いりません。
さらに会員限定の航空券セールや最大2000円分のピーチポイントがもらえる特典が付いています。
▼ピーチカードについて詳しくはこちら▼
定番の三井住友クラシックカード
三井住友クラシックカードは、海外保険最高2,000万円まで出るカードです。
インターネットで申し込むと初年度が無料になり、さらにアップルペイの新規設定をすると2,000円分の支払いがタダになるキャンペーンを行っています。
▼詳しい説明はこちら▼
女性のためのカード。三井住友アミティエカード
三井住友アミティエカード初年度年会費無料。条件達成後、2年目以降も無料になります。
海外旅行保険は最高2500万円。
女性向けのかわいらしいカードデザインです。
▼そのほかの特典はこちら▼
三井住友クレジットカードA
三井住友クラシックカードAはクラッシックカードの上位版。
海外保険は最高2500万円まで出ます。
その他はクラシックカードと大差ありません。
▼詳しい説明はこちら▼
旅行に行く前にカード海外クレジットカード保険を適用させるために確認すること
海外保険を適用させるためには、「自動付帯」と「利用付帯」に注意しましょう。
自動付帯とは、持っているだけで海外旅行保険が適用されます。
私の場合は、楽天のプレミアムカードに入っていたので問題ありませんでした。
自動付帯は、年会費が高いカードだとほとんど入っています。
注意すべきは、「利用付帯」。
飛行機代やツアー代金の支払いに対象のクレジットカードを利用しなければ保険が下りないカードです。
カードの保険があるとばかり思いこんで、実際には無保険で海外旅行してたなんてことになると大変。
もし、保険が適応されなかったらと考えると本当に恐ろしいですね。
年会費が無料のカードはほとんどが「利用付帯」になっているので、旅行に行く前は必ず確認しましょう。
また、本人名義のカードで利用しないと保険が適応されないという場合もあるので、家族で旅行に行く場合などはしっかり確認してください。
※旦那さんの名義ですべて支払いを行った場合などはカード保険が利用できません。
まとめ
海外で病気になることほど、不安になることはありません。
今回はカード保険が付いていたため、治療費の心配をしなくて済んだのは助かったと妻も私も深く感じました。
もし、無保険だった場合のことを考えるだけでゾッとします。
皆さんは、旅行に行く前（特に海外旅行）には必ずクレジットカードの保険が適応されるかどうかを確認してくださいね。
▼一緒に読みたい関連記事▼
